2014年10月19日日曜日

死の海の春

ようやく死の海に生命が戻ってまいりました。
ソウダガツオが結構揚がったそうです。
そんな風の噂を聞き、
私も低血圧の重い体を引きずって、朝9時という早朝に現地入りしました。

確かに足元の水面には、
待ち望んでいたイワシちゃんが群れを成し、
時折水色の影が颯爽と走り抜けます。

ついにこのガチロッドが威力を発揮してくれる!
そう確信した私は、早速その場でダイソージグベイト40gを投げ始めました。

しかし、追ってくる魚影は見えるものの、一向にアタリはありません。
カラーか、サイズかと色々ルアー試したんですが、無しのつぶて。

どうにもならないので、またダイソージグを投げて回収するという
地面を掘ってそれをまた埋めなおすという拷問と同じ作業をしておりました。
そんなことをしてピョコピョコ泳いで楽しいなどと思っていると、突然ズズズっとした重みが。

はて、ゴミかしらと思ったのですが、ぐぐっと引いてくるのでお魚と確信。
結構重かったのですが、割と足元まで寄せたのです。
もうすぐ揚がろうとしたその時、ジャンプ。
40~50cmのシーバスだったと思います。

過去形であるのは、つまりそのジャンプの瞬間にバレてしまったということです。
アレが噂に名高いエラ洗いというものなのですね。
対処法はよくわかりませんが、次こそはなんとか釣り上げたいと思います。

その後は細長い魚が追ってくるだけで何もなく、
走り去る水色の影もだんだんといなくなり、
お腹が減ったので帰りました。

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