2014年6月20日金曜日

臆病な自尊心と尊大な羞恥心

今日は風が強かったので、中堤で遊ばせていただいておりました。
無論まだ青物の情報はないので、

ムシャクシャしてやった。釣れれば何でも良かった。

くらいの心持ちです。

しばらく遊んでると大学生くらいのBOY二人組が私の隣に座を構えました。
風に乗って聞こえてきた会話から察するに、片方はどうやら初めてのようです。
懐かしいな、去年の私もこんな感じだったんやね、と思っておりました。
私は一人でしたが。

んで、ちょっとカッコつけてIP-26ちゃんを投げては巻き投げては巻きしていると、
足元で何かが掛かった感触。
しかし引かない上に重いので、大物(ゴミ)でもかけてしまったと思い、
だらだらと巻き上げてみたらエイちゃんではありませんか。

エイちゃんにはゾウを2秒で殺す毒針があると聞いたことがあるので、
少し吊り下げたまま何とかリリース。
隣のBOY達の「エイかよ(プゲラ」という囁きを私は永久に忘れることはないでしょう。
IP-26ちゃんを巻くのも疲れてきたので、
メタルマルちゃんを投入。
何でも釣れるという売り文句で買ったものの、
いまだに何も引っ張ってきてくれなかったので、
今日こそは・・・!という思いでの投入です。

それで2投目くらいしたときです。
少し離れたとこで重くなり、ちょっと引いているような感じです。
またエイか?と思いつつ、ゆったりと巻きました。
それはたゆたう波と同じようにゆったりと水面に浮いてきました。


ねんがんのヒラメをつりあげたぞ



正しくはソゲちゃんクラスですが、
人生初ヒラメ。
隣のBOY達もおぉ~と言っておりましたが、
私は勿論こういうときのために精神を闇の方面で鍛えております。

T H E 無 表 情

喜びを悟られぬようにしつつ、血抜きをしてサッとクーラーバッグへ。
その後は無表情のまま(むしろ少し不機嫌な顔で)3投くらいして帰ってきました。
無論堤防を去るときはやや早足だったのは言うまでもありません。

以上です。

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