2014年6月30日月曜日

敗戦記念カキコ

そろそろ青物が来てるんじゃないか?
来てなくてもひらめっこりは捕れるんじゃないか?
そんな風に思い、新堤のほうへ足を運んでみました。
先端のほうでなにやらテトラポットを増やしているようで、
堤防の中ほどに釣り人が凝縮されている感じ。
そんなわけで、ガラガラの付け根部分で開始したわけです。

しばらくメタルマルちゃんを投げて遊んでたのですが、
アタリはゼロ。
飽きたのでIP26ちゃんを投げ始め、少ししたら中堤に避難しようと考えていたそのときです。
ズンドコベロンチョ
と何やら生き物の気配を感じ、合わせてみたらゴリゴリと走ります。
すわ巨大ヒラメか!?(歓喜)
ところがすさまじく重い。
これは抜き揚げは不可能と判断し、ズリアゲ作戦に出ようと、斜めになってるとこまで引っ張っていきました。
集まるギャラリー。
本日のMVP気分の私。

ようやくナナメスポッツに到着し、
ゴリゴリ巻いたらうっすらと影が・・・

翼長1m以上あるエイ・・・
しかもスレ掛りの尻尾先端です・・・
おぉ~、あれが古より伝わる赤ゑいの魚かぁなどと油断しておると、
べったりと底に張り付かれてしまいました。

ある程度は引けますが、尻尾先端あたりが見えるとまた戻されます。
ギャラリーは入れ替わり立代わり、やれ左に持っていけやら、やれ砂浜まで持っていけやら
その竿ならマグロも獲れるやら、いいとこのおぼっちゃん(?)やら、
ぷんと香る酒のにおいに混じって言いたい放題でありましたが、
びくともしないこの人をどうこうできるわけも無く、
時間がどんどん過ぎ去っていったわけです。

1時間半ほどかかって、波にあわせて何とか岩の上まで出てもらったら、
皆様「おぉ~っ!」と言って、これは一生ものの話のネタになるゾ!と励ましてくれましたが、
私はもうすでに体力の限界千代の富士でございました。

「モウダメポ・・・」
そうつぶやきながらPEを切断用プライヤで切ろうとしましたが、
こういうときに限って見つからないんですよね。
パニックになったドラえもん状態なので。
で、
そばで見ていた紳士が軍手を手に巻きつけて引っ張り切ってくださいました。
途端にギャラリーはサッと引き、
紳士にもっと装備はちゃんとしなさいとやんわりと怒られたあと、
今年の青物情報とかを談笑し、
堤防付け根には冷ややかな視線を浴びる私が、
ロッドの先からちぎれたPEをだらしなく垂れながら立ちすくむのみでした。

それでも勇気を奮い立たせ、
うわぁ、頑張ろう。ビッグな魚釣り上げようと思ったのですが、
リーダーの予備が無くなっており、
さらに放置していた荷物に入っていた締めナイフも無くなっていた(盗難?)ので帰りました。

物凄い格闘の末に、撤退したのが初めてだったので、
この雪辱を胸に、またおいしいフィッシュを狙っていきたいと思いましたまる

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